=お雑煮・だてまき・栗きんとん= 日時:平成29年12月17日 場所:アカデミー茗台 実習室 講師:村田千代(とらいあんぐる食リーダー)+プロジェクトチーム
挑戦☆作ってみようでは、参加した子どもたち自身が、切ったり煮たり焼いたりの調理する作業はもちろん、必要な道具を探し出し、材料を計るところから、後片付けまでやります。
今回もたくさんのお申し込みをいただき、小学生21人、保護者2人が参加しました。
子どもたちからは、予想通り、だて巻きや栗きんとんが好評でしたが、お雑煮が美味しかったという感想が結構ありました。
スタッフも同感。なぜなら、こんぶとたっぷりのかつお節でとった、リッチな一番だしだからです。
かつお節を計ろうとすると、「全然重さが変わらない」、「計りが壊れてる」という声。
いえいえ、かつお節はふわふわしているから、ボウルにたっぷり入れないとレシピ通りの30gにはなりません。
おかげでいい香り、いい色のだしが出来ました。
難しかったこと、大変だったことは、さつま芋の裏ごしです。
裏ごしって言われても、どんな作業かわかりませんよね。
芋があたたかいうちに木ベらでこし器の網目を通すはずが、周りに落ちたり、
芋が網目の上を行ったり来たりしたり。裏ごしした後にひっくり返してみると、
網目に芋がにゅる~とついています。「霜ばしらみたい」「芋虫みたい」。
感じたまま、思い付いたままの言葉が出てきます。
さつま芋、にんじんはかたくて切るのが大変。
1㎝や3㎜に揃えるのは無理でも、一生懸命切っていました。
そしてハプニング栗の甘露煮のびんが開かない(>_<)
男子も女子も大人も集まって、力で回す人、あたためる人、
あーだこーだと知恵を絞りました。あきらめかけた頃、スタッフの一人が開封。
無事に「栗」きんとんが出来ました。
今回はみんなの手際が良くてスムーズに三品が出来上がりました。
洗い終わった食器や器具の整理も手伝ってもらいました。
今度のお正月には何を食べるかな?
今日のことを思い出してくれたらうれしい。作ってくれたら、もっとうれしいです。
次回は夏休みの予定。また一緒に挑戦しましょう。
食リーダー・村田 千代