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挑戦☆作ってみよう~8/25ダリルパパのアメリカンキッチン開催


ダリルパパのアメリカンキッチン
★マカロニツナキャセロール・バナナブレッド★

日時:令和元年8月25日 場所:アカデミー茗台 実習室

講師:ダリル マグリー、高橋 明代、
村田 千代(とらいあんぐる食リーダー)+プロジェクトチーム


挑戦☆作ってみようでは、参加した子どもたち自身が材料を計るところから、道具を探し出し、もちろん切ったり、煮たり焼いたり、そして後片付けまでやります。

小学生19人、保護者3人が参加しました。遠くから来てくれた子もいました。  ミネソタ州出身のダリルさん、シアトルに留学していた明代さん。お二人が参加者と一緒に料理しながら英語で子ども達に話しかけていきました。

キャセロールはグラタンのような料理。ミネソタでは”Hot Dish”といって、ホームパーティで家庭それぞれ持ち寄っているんですって。

スタッフを含めて6人のグループ、自己紹介してからバナナブレッドを作り始めました。 バナナはなんと3本、切ってからフォークでつぶすのは結構大変でした。

そしてダリルさんがmy zester(おろし金)を持って各グループを回り、レモンの皮をすりおろしを子ども達に伝えました。”white good”、”yellow not good”、”down”、など簡単な英語や身ぶり手ぶり、そしてアイコンタクトで。材料の計り方もアメリカン。バター、小麦粉、砂糖は大さじや計量カップを使いました。ざっくりしているので、グループによって仕上がりはまちまちです。

マカロニツナキャセロールのメインはなんといってもホワイトソース作り。バターを溶かし、小麦粉を炒め、牛乳を入れる、本格的な作り方。牛乳は少しずつ入れていき、ずっと木べらで混ぜます。

とっても大変だったけど、おいしかったという声が多くありました。 包丁で玉ねぎやにんじんを切ることも、子ども達にとっては大きな経験でした。

挑戦☆作ってみよう

 

バナナブレッドを焼いている間に、英語のイラストを使って振り返りました。ダリルさんが子ども達を呼んで、材料を聞きました。バナナやレモンのイラストはわかりやすいけど、本当は材料ではないナツメグやツナ缶のイラストもあって、子ども達を悩ませました。ダリルさんのヒントをもらって、考えている子ども達を素直でとてもほほえましく思いました。

また、明代さんと”フォーク”と”fork”、”ボウル”と”bowl”と”ball”など英語と日本語の違いを身近な物を使って説明してくれました。日本語、英語両方に堪能な二人ならではのお話ですね。

2品のわりに量が多かった今回でしたが、完食した子どもがほとんど。「発見したこと」としては、残ったレモンをいろんな形で食べることに挑戦していて、焼いたり、砂糖をかけたり、そのまま食べたり!ほんのり塩味のするバナナブレッドに、アメリカの味を感じた子もいました。意外にもツナ缶のプルトップを開けることに苦戦していました。

ダリルさんは、家庭ではできないことにも子ども達が自分の手で実践していることが素晴らしかったとお話しくださいました。明代さんは、子ども達が一生懸命作っていて、試作より今日作ったもののほうがおいしかったと感想をいただきました。そして英語や文化に興味を持ってもらえたらうれしいというお話もありました。

お二人が近づくと、恥ずかしそうで下を向いていた子ども達、帰る頃にはちょっとだけ顔が上向きだったような・・小さいけれども大きな一歩になってくれたらうれしいです。

挑戦☆作ってみよう

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