
NPO法人地域ネットワークとらいあんぐるは、地域のたくさんの人々のつながりの中から形になっていったものです。
母になる前の私は「健康運動指導士」としてスポーツクラブの中で、インストラクターの育成、教育を行う仕事中心の生活をしていました。小さい子どもとのふれあいもなく、新生児とはどんな存在なのか、ほとんど知らない状態でした。
そんな中での出産でしたが、同じ地域に住む3人目のお子さんを生んだお母さんと病院で知り合ったおかげで、その後もたくさん助けてもらうことができました。
ある日、新米ママの私を助けてくれた方にお礼として、地域のお母さんたちを集めて「運動のじかん」を開いてみようと考えました。
平成13年からスタートした「ビークラブ」という「運動のじかん」は、小さい子を連れて来てもOK、事前申込不要という手軽さや、青柳幼稚園、音羽幼稚園のお母さんネットワークで、どんどん参加者が増えていきました。
それと並行して、私の子育て仲間も増え、仕事の都合で帰りが遅い時は、子どもたちの預かりをしてもらえるような「つながり」も自然に形づくられていきました。
それからも出会いはどんどん広がり、先輩ママ・パパや後輩ママ・パパはもちろん、もっと先輩のおばあちゃんやおじいちゃんたちにも、商店やご近所にある会社の方にも声をかけてもらえるようになりました。
あいさつができたり、ちょっとお話をしたりできる地域での子育ては、私たち親にとっても子どもたちにとっても安心するな、と感じるようになっていきました。
そして、こんな思いを友人と話しているうちに、学生時代に「食物科学」を勉強していたお母さんがいたり、自分たちで「人形劇団」を立ち上げて、講演活動をしているお母さん、パソコンが得意だったり、イラストが得意だったりとたくさんのわくわくする力に出会ったのです。
だったら、せっかくだから地域のみんなで協力していけたら、ということで「運動」「食」「子育て」の3つの柱がある、とらいあんぐるが立ち上がっていきました。
私の専門の「運動」は継続してこそ効果が得られます。
この継続、みんなが挨拶をしたり、声をかけあったりする「人とのつながり」が後押しになることと思います。
とらいあんぐるの活動が、立場や世代を超えて、縦にも横にも斜めにも「人とのつながり」を作っていけたらと願っています。
